その訪問、本当に大丈夫?不審な訪問者への正しい対応方法

突然の訪問者に戸惑った経験はありませんか?

詐欺や強盗などの犯罪者は、訪問販売や点検業者などを装って接近してくることがあります。

自分や家族を守るためには、「出ない・開けない・教えない」の基本を守りましょう。


1.不審な訪問者のよくあるパターン

  • 「点検に来ました」と名乗る業者
    → ガスや電気、水道などの点検を装うケース。事前の通知がなければ要注意。
  • 「近くで工事してます」などの挨拶回り
    → 留守時間を探るための手口かもしれません。
  • 宗教や募金の勧誘
    → 玄関を開けさせるための口実に使われることも。
  • 「アンケートです」「無料で配布してます」
    → 個人情報を聞き出すための罠の場合も。

2.対応の基本:「出ない・開けない・教えない」

玄関に出る前に、まず以下の3つを心がけましょう。

  1. 出ない: インターホンで対応。相手が誰か分からない場合はドアを開けない。
  2. 開けない: 不審に感じたら、決してドアチェーンも外さない。
  3. 教えない: 家族構成や在宅状況、個人情報を口にしない。

3.よくあるケース別 対処法

  • 「今すぐ点検が必要です」と言われた場合: → 一旦断り、必ず自分で契約会社に連絡して確認を。
  • 不在中に訪問の形跡があった場合: → 不審なチラシやメモは保管し、警察や管理会社に報告
  • しつこい場合や恐怖を感じた場合: → 迷わず110番通報を。安全が第一です。

4.防犯アイテムで安心感をプラス

  • モニター付きインターホンの設置
  • ドアスコープカバーで覗き見防止
  • 「録画中」「防犯カメラ作動中」などのステッカー貼付
  • 玄関ドアに補助ロックを追加

5.まとめ

訪問者がすべて危険というわけではありませんが、慎重すぎるくらいがちょうどいいのが防犯です。

「誰が来たか確認する」「玄関は開けない」「必要ならこちらから連絡する」という姿勢を徹底しましょう。

怪しいと感じたら、まず「対応しない」。それがあなたと家族を守る一番の方法です。