ネット通販の普及により、自宅に宅配が届く機会が増えています。
しかしその一方で、宅配業者を装った強盗や詐欺などの犯罪も発生しています。
今回は、安全に宅配を受け取るための防犯ポイントをご紹介します。
1.宅配を装った犯罪の手口とは?
以下のような手口が報告されています:
- 偽の宅配員が侵入・強盗を行う
- サインを求めてドアを開けさせて侵入
- 「代引きです」と偽って現金を騙し取る
- 配達を装って個人情報を聞き出す
2.安全に受け取るための5つのポイント
(1) 玄関をすぐに開けない
インターホン越しにまず名乗りと配達内容を確認しましょう。
モニター付きドアホンがあれば、顔や服装の確認ができます。
(2) 配達予定を事前に把握しておく
通販サイトや配送業者の通知で、配達時間や荷物の種類を確認しておくと安心です。
「心当たりのない荷物」は特に注意が必要です。
(3) ドアチェーンをかけたまま対応
ドアを開ける際は、ドアチェーンを必ずかけてから対応しましょう。
不審に思った場合は「後で出直してください」と伝えてもOKです。
(4) サインや現金の受け渡しは慎重に
「代引き」や「サインが必要」と言われた場合は、本当に自分が頼んだものかを確認しましょう。
不安があれば、配送会社に直接確認してから対応を。
(5) 防犯カメラや録画機能を活用
玄関にセンサー付きカメラや録画ドアホンがあると、犯罪抑止になります。
実際の映像が証拠としても活用できます。
3.まとめ
宅配は日常生活に欠かせないサービスですが、そこに潜むリスクにも目を向ける必要があります。
次回の配達から、以下の5点をぜひ実践してみてください:
- インターホンで内容を確認
- 事前に配達予定をチェック
- ドアチェーンを必ず活用
- 怪しい荷物は受け取らない
- 防犯カメラを活用する
「宅配=安心」と思わず、身を守る一工夫を忘れずに。