通勤・通学、買い物など、日常的に利用する公共交通機関。しかし、人が多く混雑する場所ほど、スリ被害のリスクが高まります。
今回は、バスや電車内でのスリの手口と、それを防ぐためのポイントを紹介します。
1.スリの主な手口
- 混雑に紛れて鞄に手を入れる
ラッシュ時など、密着する状況を利用して財布やスマホを抜き取る。 - 荷物を床に置いて油断を誘う
自分の荷物を落としたり、わざとぶつかって注意を逸らし、共犯者が盗む。 - 座席の横に置いたバッグからの窃盗
網棚や座席に置いたカバンに手を伸ばす手口。
2.被害に遭わないための防犯ポイント
- バッグは前に抱える
背中側や肩掛けは無防備。混雑時ほど前に持ちましょう。 - ファスナー付きのバッグを使用
開口部が開いているトートや巾着は狙われやすい傾向があります。 - 財布や貴重品は内ポケットへ
カバンの外ポケットや上部に置かないようにしましょう。 - 網棚の荷物には注意
網棚に置いた荷物は、盗まれても気づきにくいので最小限に。
3.スリ被害を減らす行動
- 「混んでいるからこそ注意」する習慣を
- 周囲を確認する癖を持つ
- 「スリかも」と感じたらその場を離れる
4.まとめ
スリは一瞬の油断を突いてきます。「自分は大丈夫」と思わず、常に警戒心を持ちましょう。
特に混雑時は、自分の持ち物を物理的に「近く」に保つことが大切です。
「スリの被害は、ちょっとした意識で防げます」 防犯は、日々の小さな注意から始まります。