突然の訪問に「誰だろう？」とドアを開けてしまっていませんか？
実は、不審な訪問販売や強引な勧誘、詐欺の多くは玄関先から始まります。
今回は、訪問者への安全な対応法と断り方のポイントを紹介します。
１．訪問販売や勧誘でよくあるケース
- 「水道が壊れていませんか？点検に来ました」
- 「近くで工事中なので無料で屋根を点検します」
- 「電気料金が安くなります。検針票を見せてください」
- 「無料で健康チェックをしています」
一見親切そうでも、相手はあなたの情報を引き出すことが目的の場合があります。
２．安全な対応ポイント
- インターホン越しに対応する
ドアを開けず、音声だけで対応しましょう。覗き穴の確認も忘れずに。 - 名刺・身分証の提示を求める
公的な訪問であれば必ず提示があります。応じない業者は信用できません。 - 不要ならきっぱりと断る
「必要ありません」「家族と相談します」と曖昧にしない言い方が効果的。 - 長話を避ける
相手のペースに乗らず、話を早めに切り上げましょう。 - 不安を感じたら警察や家族に相談
勧誘がしつこい、何度も来る場合は110番または消費生活センターへ。
３．高齢者が狙われやすい理由
- 一人暮らしで話し相手が少ない
- 親切にされると断りづらい
- 「無料」や「お得」という言葉に弱い
ご家族と一緒に「どう断るか」練習しておくと安心です。
４．まとめ
訪問販売や勧誘には冷静かつ毅然とした態度で対応することが大切です。
相手が誰であれ、自分の身を守るのは自分自身です。ちょっとした警戒が大きな被害を防ぎます。
「話を聞く前に、まずは“確認と警戒”」 防犯の第一歩はドアを開けないことです。