不審者に声をかけられたら?冷静に対応するためのポイント

日常の中で突然知らない人に声をかけられ、不安を感じたことはありませんか?

特に一人のときや夜間、人気の少ない場所では、不審者からの接触は大きな危険を伴います。

今回は、不審者に声をかけられた際に冷静に行動するためのポイントを解説します。


1.よくある不審な声かけの例

  • 「道に迷ったので案内してくれませんか?」
  • 「ちょっと話を聞いてもらえませんか?」
  • 「携帯電話を貸してもらえますか?」
  • 「この近くに○○はありますか?」など、用件が曖昧

こうした問いかけは、一見普通の会話に見えても、相手が本当に困っているのか、相手の行動・表情・距離感に違和感がないか注意が必要です。

2.対処法のポイント

  1. むやみに立ち止まらない
    相手に隙を見せないよう、歩きながら対応したり「急いでいます」と断る。
  2. 相手との距離を保つ
    1メートル以上離れた位置をキープし、物理的に近づけさせない。
  3. 声をかけられても無理に応じない
    困っているように見えても、自分の安全を最優先に考える。
  4. 危険を感じたらすぐに助けを求める
    コンビニや店舗に入る、人通りの多い場所へ移動する、110番通報するなど。

3.子どもや高齢者にも教えたい行動

  • 知らない人にはついて行かない
  • 「いか・の・お・す・し」を身につける(行かない・乗らない・大声出す・すぐ逃げる・知らせる)
  • できるだけ一人で外出しない

4.まとめ

不審者による声かけは、一瞬の判断ミスが大きな被害につながる可能性があります。

いざというときに慌てないためにも、日頃から「もし声をかけられたらどうするか」をイメージし、準備しておきましょう。

「怪しいと思ったら、迷わず距離をとる」 防犯の基本は“相手を信用しすぎない”ことです。