1.不正アクセスとは?
不正アクセスとは、他人のIDやパスワードを不正に取得し、許可なくコンピュータやネットサービスに侵入する行為です。ネットバンキング、SNS、ショッピングサイト、証券口座など幅広いサービスが標的となっています。
2.最新の不正アクセス被害状況(2025年上半期)
警察庁の統計によると、2025年上半期の不正アクセス検挙件数は512件、被害総額は約120億円に上りました。
特にフィッシング詐欺や情報漏えいが原因のID・パスワード流出が被害の約7割を占めています。
3.主な不正アクセスの手口
- フィッシング詐欺:偽のログイン画面で情報を窃取
- パスワードリスト攻撃:漏えいデータを使って総当たり
- マルウェア感染:スパイウェアで認証情報を盗む
- セッションハイジャック:通信中に情報を奪う
4.不正アクセスを防ぐための対策
- 公式サイト・公式アプリのみを利用
- 多要素認証(MFA)を設定
- パスワードを長く複雑にし、使い回さない
- セキュリティソフトを導入
- 被害に気づいたらすぐに連絡
5.被害に遭ったら
- サービス会社に連絡してアカウント凍結
- 警察へ相談(サイバー犯罪窓口)
- 証拠(メール、画面キャプチャ等)を保存
6.まとめ
不正アクセス被害は急増中。公式アクセス、多要素認証、強固なパスワードでアカウントを守りましょう。