1.帰宅したら窓が割れていた…それ、空き巣かもしれません!
「外出から帰ってきたら、ベランダの窓ガラスが割れている!」
そんな状況に出くわしたら、誰でも驚きますよね。しかし、その時こそ落ち着いた行動が重要です。
窓が割れていた場合、空き巣などの侵入の可能性が非常に高いです。誤った判断をすると、犯人と鉢合わせしてしまう恐れもあります。
2.【まず第一に】中に入らず、すぐに警察に通報!
ガラスが割れている=誰かが侵入している可能性があります。
まだ室内に犯人が潜んでいる場合もあるため、絶対に自分で中に入ってはいけません。
▼ とるべき行動
- 自宅の外(通りやマンションの共用部など)で安全な場所を確保
- 警察に通報して状況を伝える
- 「窓が割られていて、空き巣かもしれない」「室内には入っていません」など、冷静に説明
3.警察が到着するまでの注意点
- 近づきすぎないこと
犯人がまだ室内にいた場合、身の安全が脅かされる恐れがあります。 - 現場をそのままにしておくこと
被害届や鑑識に必要な「指紋」や「足跡」などの証拠があるかもしれません。
部屋に入ったり、窓を触ったり、片づけたりしないようにしましょう。
4.侵入が確認された後の対応
警察が室内を確認し、安全が確保されたら以下を行いましょう:
- 被害状況の確認(盗まれたものや壊されたものなど)
- 警察への事情聴取・現場検証への協力
- 保険(火災保険や家財保険)に加入していれば、保険会社へ連絡
5.空き巣の侵入手口は「窓ガラス破り」が最多!
警察庁が発表している令和5年の住宅対象侵入窃盗の統計によると、
侵入手段の約55%が「無施錠窓からの侵入」や「ガラス破り」によるものとされています。
特に、ベランダの窓は外からの死角になりやすく、狙われやすいポイントです。
6.今すぐできる防犯対策
✅ 補助錠(サブロック)を取り付ける
✅ 防犯フィルムで窓を補強する
✅ 人感センサー付きライトをベランダ側に設置
✅ 防犯カメラやダミーカメラで抑止効果を高める
✅ 日ごろからご近所とのコミュニケーションも防犯につながる
7.まとめ
万が一、窓が割られていたら「自分で確かめる」よりも「まずは通報」が鉄則です。
慌てず冷静に、そして何より安全を第一に考えて行動しましょう。
また、事後対応だけでなく、未然に防ぐ工夫があなたの家族と財産を守ります。
日頃からの防犯意識が、いざという時に大きな違いを生みます。