🧭 1. 日本は「地震大国」――明日は我が身
- 日本では世界のマグニチュード6以上の地震の約2割が発生
- 南海トラフ地震・首都直下地震は30年以内に70〜80%の確率で発生するとの予測あり(政府地震調査研究推進本部)
🏠 2. 【地震前】備えておくべき防災対策
✅ 家の安全チェック
- 家具・家電の転倒防止器具を設置
- ガラス窓には飛散防止フィルム
- 出入口や通路には物を置かない
✅ 家族との話し合い
- 避難場所・避難ルートを確認
- 連絡手段を決めておく(災害伝言ダイヤル171、LINEなど)
- 子どもや高齢者がいる家庭は役割分担を決めておく
✅ 非常持ち出し袋の準備(目安:3日分)
- 飲料水、非常食、懐中電灯、電池、簡易トイレ、ラジオ
- 常備薬、保険証のコピー、マスク、ティッシュ、現金
- 家族写真・連絡先メモ・ホイッスルなどもおすすめ
🔔 3. 【地震発生時】その瞬間にとるべき行動
屋内にいた場合
- まず頭を守る(机の下・枕・バッグなど)
- あわてて外に出ない(落下物・ガラス・外壁の危険)
- ガスの元栓を締める(※揺れが収まってからでOK)
- ドアを開けて避難経路を確保
屋外にいた場合
- 頭を守って、ブロック塀・看板・自動販売機から離れる
- 避難は広い空間(公園など)へ
- 海や川沿いでは津波警報に注意し、高台へ避難
車を運転中だった場合
- 徐々にスピードを落とし、左側に停車
- 揺れが収まるまで車内待機
- 避難が必要な場合は、キーをつけたまま車を離れる
🏕️ 4. 【避難生活中】注意すべきこと
- 余震に備えた警戒を続ける
- 避難所では感染症対策(マスク・手洗い・距離確保)
- 水分・栄養を意識して、エコノミークラス症候群を防止
- 被災証明書の申請や罹災証明の取得も早めに確認
⚠️ 5. よくある誤解と注意点
誤解 | 正しい知識 |
---|---|
大きな地震は予測できる | 突然起こることも多く、初期微動(P波)にすぐ反応 |
揺れたらすぐに外に出るべき | 落下物の危険が高く、室内で身を守るのが基本 |
防災グッズがあれば大丈夫 | 日頃の訓練・確認もセットで備えることが大切 |
✅ まとめ:備えが命を守る、家族を守る
地震はいつ起きてもおかしくありません。
「明日起きるかも」という意識で、できるところから備えましょう。