子どもがひとりで登下校する時間は、大人の目が届きにくい時間帯です。
「もしも」のときに備え、親子で話し合っておくことが、日々の安全につながります。
✅ 1. 通学路は「決めた道」を通る
- 学校や地域で定めた安全マップの通学路を使う
- 近道でも人通りが少ない裏道や空き家の前は避ける
- 勝手にルートを変えないことをしっかり教える
✅ 2. 防犯ブザーは見えるところに
- すぐ鳴らせる場所に装着(ランドセルの肩紐が◎)
- 電池切れや故障がないか、定期的に親がチェック
✅ 3. 「知らない人」には絶対についていかない
- 「お母さんが呼んでるよ」「お菓子あげる」などの誘い文句に注意
- たとえ知ってる顔でも、“親から聞いてない”お迎えは断る
✅ 4. 一人で歩く時間をなるべく作らない
- 登下校はなるべく友達と一緒に
- 習い事の帰りや下校後の寄り道は危険につながることも
✅ 5. 危険を感じたら「大声を出して逃げる」
- 「助けて!」と声を出す練習をしておくと安心
- 逃げ込める「こども110番の家」やお店を事前に確認しておく
✅ 6. 「ながら歩き」やイヤホンはNG
- スマホを見ながら歩いたり、音楽を聴いて歩くと周囲の危険に気づけない
- 子どもだけでのスマホ使用も、ルールを決めておく
✅ 7. 不審な車・人がいたらすぐに教える
- 「変な車が止まってた」「あとをつけられた気がする」などは家庭内で報告しやすい雰囲気作りを
- 「通報してもらうこと」が大人の役割であると伝えておく
✅ 8. 信号・横断歩道は「右・左・右」確認
- 歩道橋や信号機のある交差点を優先して使うように教える
- 青信号でも、飛び出し禁止!
🗣️ まとめ:親子で防犯“習慣”を作ろう
子どもは、いざというときに事前に聞いたこと・練習したことしか行動に移せません。
定期的に登下校ルートの見直しや親子でのロールプレイ練習を行うことで、防犯意識が自然と身につきます。
🧡 「子どもに言ったから大丈夫」ではなく、一緒にやってみることが大切です。