突然のインターホン、誰が来たのか分からずに出てしまっていませんか?
強盗や詐欺、ストーカーなどの犯人がインターホンで家の状況を確認する手口は少なくありません。
この記事では、不審なインターホン対応の危険性と、正しい見極め・対処法を3つのポイントに分けて解説します。
ポイント1:インターホンには“すぐに出ない”
突然の来訪に慌てて出るのはNG。
- まずはモニターで相手の顔を確認
- 録画機能がある場合は後で見返す習慣も
- 知らない相手なら応答しなくても問題なし
特にマスクや帽子で顔を隠している相手は要注意です。
ポイント2:「誰ですか?」と問いかけて反応をみる
ドア越し・インターホン越しに、冷静に「どちら様ですか?」と尋ねるのが基本です。
以下のような言動には注意が必要です。
- 名乗らない、または名前だけ言ってすぐに用件を話さない
- 「隣に来たついでに…」「点検で回っていまして…」など、曖昧な理由
- こちらの名前や家族構成を知っているような言い方をする
ポイント3:絶対にドアを開けない
たとえ相手が「宅配業者」や「点検業者」を名乗っても、身分証明書の提示がなければ開けてはいけません。
ドアチェーン越しでも手や足を挟まれる被害も報告されています。
安全のために:
- ドアチェーンをつけたまま対応
- 玄関先での対応は避ける(必要なら外で再確認)
- 怪しい場合は「今、手が離せないので」と断る
■ トラブル事例と教訓
実際にあったケースでは、「ガスの点検」と称して侵入を図る不審者が現れたことがあります。
点検や勧誘を装い、ドアを開けさせようとする手口は後を絶ちません。
どんなに丁寧な口調でも、不審に感じたら“開けない・応じない”を徹底しましょう。
■ まとめ
インターホン越しのやり取りは、家を守る“第一関門”です。
一瞬の油断が、犯罪に巻き込まれるきっかけになることもあります。
「確認 → 質問 → 応じない」という3ステップを意識して、不審者の侵入を防ぎましょう。