🚨 なぜ危ない?幼児の水の事故はこうして起きる
- 家庭のビニールプールや浴槽でも事故が多発
- 水深わずか5cmでも、顔から倒れて溺れることがある
- 幼児は「静かにおぼれる」ため、叫び声がない場合が多い
- 水に顔をつける遊びの延長が危険になるケースも
🔎 消費者庁の発表によると、水の事故による死亡は1〜4歳が最多で、場所は「家庭」が約3割。浴槽やビニールプール、バケツでも事故は起きています。
✅ 今すぐ実践できる7つの事故防止対策
1. 【必ず大人が付き添う】
- 目を離さない!スマホ・家事NG
- 15秒以内に駆け寄れる距離で監視
2. 【水遊びの時間は短めに】
- 幼児は体温調整が苦手。15〜30分程度を目安に
- こまめに水分補給と休憩を
3. 【水位は浅く・転倒防止を】
- 水の深さはひざ下まで(10cm未満)
- 滑り止めマットやゴム底の水遊び靴を使用
4. 【子どもだけで遊ばせない】
- 「ちょっと見ててね」と上の子に任せない
- 兄弟がいても必ず大人が監督
5. 【ビニールプールや浴槽の水は使い終わったらすぐ抜く】
- 水を張ったままにしない(※子どもが勝手に入って事故に)
6. 【プールの周囲を囲う or フタをする】
- フェンスやカバー、ベビープール用のネットが有効
- 特に保育施設や集合住宅のベランダでは徹底を
7. 【水に慣れる練習は、焦らずステップを踏んで】
- いきなり顔に水をかけない
- 「楽しい」経験が安全意識にもつながる
🧼 家庭の浴室も“水遊び事故”の発生源
- 子どもがひとりで風呂場に行かないよう鍵をつける
- 入浴後は必ず浴槽の水を抜く
- バスチェアなどからの滑り落ちにも注意
📌 保護者が知っておくべき「もしも」の対応
万が一溺れたときの初期対応:
- 子どもをすぐに水から引き上げる
- 意識・呼吸の確認(なければ心肺蘇生法(CPR))
- 119番通報とAEDの確保
- 医師の診断を必ず受ける(肺の中に水が残っていることもあるため)
✅ まとめ:楽しい水遊びを「安全」に変えるのは大人の役割
子どもは、危険を予測できません。
楽しい水遊びの裏には、大人の「見守り」と「準備」が欠かせません。
「ちょっとだけなら大丈夫」が最も危険です。
今年の夏も、無事故で笑顔の思い出を残せるよう、今日からできる対策を始めましょう。