🧠 なぜ偽広告が増えているのか?
- SNSや検索エンジンの広告掲載が「自動審査」で緩くなっているケースがある
- AIによる画像生成・翻訳で「それっぽい日本語・ビジュアル」が簡単に作れる
- 偽サイトに個人情報やカード情報を入力させるフィッシング型詐欺が主流に
🧩 よくある偽広告の特徴
見た目の特徴 | 内容の特徴 |
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有名企業や大学のロゴを無断使用 | 「研究成果を記念して特別販売!」などの理由づけ |
著名人の写真とともに推薦文のような文言 | 「今だけ98%OFF」「在庫処分のため限定」など |
公式のように見えるページデザイン | 決済画面が外部サイトや個人名義の振込先など |
📝 事例:「東京大学が開発した最新冷却エアコンが今だけ90%OFF!数量限定販売中」
→ 実際はまったく関係のない業者による詐欺広告
⚠️ 騙されないためのチェックポイント(見抜くコツ)
- 価格が極端に安すぎないか?
→ 家電が定価の1割以下、送料込み1,000円などは危険信号 - ドメイン(URL)が怪しくないか?
→ 例)www.amazon-sale-offer-xyz.com
など、公式に似せたURLに注意 - 連絡先が記載されているか?
→ 住所・電話番号・会社名が不明、または偽装されているケースが多い - 会社概要や特商法表記が存在するか?
→ なければ法律違反の可能性が高く、信用すべきではありません - 公式サイトに同様の情報があるか?
→ 本当に東京大学やPanasonicが売っているなら、公式HPにも掲載されています
✅ 防止策・やるべきこと
- 広告をクリックする前に検索で確認
→ 気になる広告を見かけたら、まずは企業名+詐欺 で検索してみる - 購入は必ず信頼できるECサイトで
→ Amazon、楽天、家電量販店公式サイトなどを利用し、不明な個人サイトは避ける - ブラウザのセキュリティ拡張機能を導入する
→ 詐欺サイト検知ができるアドオン(例:McAfee、ノートン セーフウェブなど) - 高齢者やITに不慣れな家族と共有する
→ 一人で判断できない場合は、必ず周囲に相談を促す
📢 もしも騙されてしまったら
- カード会社・銀行にすぐ連絡
→ カード停止や支払い停止が可能な場合あり - 最寄りの警察署に相談(サイバー犯罪課)
→ 被害届を出すことで、他の被害者救済や捜査の一助になる - 消費生活センター(188)に相談
→ 解決方法や返金交渉のアドバイスを受けられる
📝 まとめ
「こんなに安いなんてラッキー!」と思った瞬間が一番危険。
本当にお得な話なら、誰もが知っているはずです。
信頼できる情報源から購入する、
広告のウラを一歩引いて見る習慣が、偽広告に騙されない最大の防御です。